カラオケの歴史 pt. 2

1980年代初めに、その後のカラオケのスタイル・方向を大きく決定づける技術が登場しました。「映像カラオケ」(LD、CD、VHD)の登場です映像カラオケの登場で、画面に背景画像や歌詞のテロップが流れ、モニター画面を見て歌えるようになりました。

 

レーザーディスク(LD)カラオケは'82年にパイオニアが初の業務用システムを開発。こうしたハードと歩調を合わせ、従来のカラオケ専業メーカーや映画レコード会社各社も相次いで映像ソフトのシリーズを発売。レーザーディスク時代の到来です。

ハワイには90年前半に当然トーマがまず最初にLDカラオケを始めました。LD自体のコストが高い為当初はなかなか受け入れられませんでした。リースにすることで月々のコストから賄う形で行っていましたが、この頃にカラオケ全盛期にはいります。どこのバーでもカラオケが出来て高額のLDオートチェンジャーを入れたお店も出始めました。当然ライバルも出現し、トーマも競争の中に放り込まれます。

そこで登場したのが今のカラオケボックスです。カラオケボックスは1985年に船舶用コンテナを改造した屋外型カラオケボックスが岡山に登場します。流行り始めたのは1990年当初で急速に全国に広まっていきます。トーマも現在の場所で1990年からカラオケボックスを開始しました。現在のRoom1のドアがある場所に7部屋分のレーザーディスクプレーヤーが2台づつあり各部屋に入った人は本を見てリクエストの番号を紙に書き、その部屋に持っていく仕組みでした。今考えると大変面倒な仕組みだったと思います。ライバルのカラオケボックスも沢山出来てハワイカラオケ全盛期でした。

現在も当時の機器を使っています。長持ちする機械で今度来られたら探してみてください。わからない場合は店員さんに聞いてください。

当時トーマに尚子が働いているときに1人で行くと自動で歌いたい曲が勝手に入ってくるので大変楽しかったです。言い換えると尚子が勝手に歌を入れていたのですが多くの人がそのサービスを受けて感謝していました。当時ならではのサービスでした。

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